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「反中デモの性格が変質、参加者も倍増」、華人系サイトが詳報
2010/11/10(水) 15:27
尖閣諸島を巡る問題で日中関係が悪化している中、11月6日に田母神俊雄氏が組織する「頑張れ日本!全国行動委員会」が呼び掛け、
銀座や東京駅前で反中国デモを実施した。約4000人が参加したこのデモでは、民主党政権の外交姿勢を批判したほか、ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏の解放を求めた。
北米の中国語ニュースサイト、多維新聞網は日本の反中国デモの参加人数が倍増したほか、デモの性格が変質していると報じた。
同サイトによると、英BBCは、一部の地方の議員も参加したというデモについて、日本人は右翼的な粗野な行動を嫌うが、全国行動委員会のデモは冷静で、
言っていることも説得力があり、組織的だと指摘。デモ参加者が中国政府の政策と、日本政府の外交面での軟弱ぶりを批判したことが、日本社会のかなりの人々の共鳴を呼び、
多くの参加者を集めたと報じた。
また、同サイトによると、「頑張れ日本!全国行動委員会」は、今年10月以来の毎週末、日本の各都市で反中国デモを行っいる。今回のデモでは、尖閣諸島についてのみならず、
アジアの自由と平和を守るため一歩を踏み出せ、ノーベル平和賞受賞の劉暁波氏を釈放せよ、中国の台湾侵略を阻止せよ、チベット人に人権と自由を返せ、
新疆人に人権と自由を返せ、中国人にも自由と人権を返せ、などと中国の政治や社会に関するテーマも取り上げた。
また、「李登輝友の会」と「台湾研究フォーラム」も同日に集会を行ったが、NHKが主催者を右翼団体と呼ばず、抗議団体としてニュースを扱ったことに同サイトは注目している。(編集担当:鈴木朋子)
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