10/11/11 10:51:54.85 PvFmQ6ihP BE:487426144-PLT(12080) ポイント特典
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11月11日付 八ツ場中止撤回 また公約からぶれるのか
民主党政権は衆院選の政権公約からまたぶれるのか。そんな思いを禁じ得ない。
馬淵澄夫国土交通相が、群馬県の八ツ場(やんば)ダムの建設中止方針について「今後言及しない」と表明し、
事実上撤回した。
地元の群馬県知事らとの懇談会で「ダムに頼らない治水の在り方を議論し、予断を持たずに再検証すると決め
た」とし、建設の可否については来年秋に結論を出すと述べた。
八ツ場ダムは、昨年9月の政権交代後、当時の前原誠司国交相が建設中止を表明。民主党が掲げる「コンクリ
ートから人へ」の政策転換の象徴となっていた。
馬淵氏も国交相になった後、中止方針を踏襲する考えを示していただけに、就任2カ月であっさり撤回したこ
とに首をかしげる。
民主党はこれまでも、政権公約に盛り込んだガソリン税の暫定税率廃止や高速道路無料化などの重要政策を覆
してきた。またも公約をほごにするような姿勢は、政権に対する信頼性を一層損なおう。
中略
方針撤回について、地元住民や自治体は歓迎し、建設継続にはや期待を寄せている。だが検証の結果、再び中
止を表明すれば、さらに大きな混乱と失望を招きかねない。いらぬ幻想を与えないような配慮も要る。
馬淵氏が言うように「予断なく検証する」には、誰もが納得できる透明性、客観性、公平性を持った検証の過
程を提示し、理解を求める仕組みづくりが欠かせない。
国交省は八ツ場ダムの建設中止とともに、全国のダム計画の全面的見直しを打ち出した。有識者会議がまとめ
た基準を踏まえ、関係自治体などが先月から、全国83ダム事業の必要性を検証する作業を始めている。
本県では、三好市の補助ダム事業の県営柴川生活貯水池の在り方の検証作業が行われている。
事業を継続するかどうかの結果を来春までに国交省に報告するが、政府の方針が揺らぐようでは検証作業にも
影響を及ぼしかねない。馬淵氏の責任は重大である。
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