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イオン、プライベート・ブランド商品「トップバリュ フェアトレード・チョコレート」を発売
イオンは、フェアトレード認証を受けたチョコレートとしては初の国内製造商品となるプラ
イベート・ブランド（PB）「トップバリュ フェアトレード・チョコレート まろやか口どけミ
ルク」「トップバリュ フェアトレード・チョコレート 甘さひかえめビター」を、11月9日から、
グループのGMS（総合スーパー）、SM（食品スーパー）、コンビニエンスストアなど全国約3500
店舗で順次販売する。
イオンは、「お買い物を通じて国際貢献がしたい」という消費者の声に応え、2004年から
フェアトレード商品を販売している。これまでも消費者から高い支持を得る一方、海外で加
工・製造し輸入されている既存のフェアトレード商品に関して一部の消費者からは「もっと気
軽に購入できる商品を作ってほしい」との要望を得ていたという。このような消費者からの声
をもとにイオンは、中央大学商学部日高ゼミの学生から提案を得て、海外の産地からフェアト
レード認証原材料を輸入し、国内の工場で商品に加工することで、価格を抑えると同時に味に
関しても消費者の声を反映した商品開発が可能な新たな仕組みづくりに挑戦したという。
イオンは、「トップバリュ フェアトレード・チョコレート」の開発にあたり、ドミニカ共和
国で生産され輸入されたフェアトレード認証カカオ豆を使用し、消費者の声をもとにイオン
トップバリュが作成した商品の仕様書に沿って、国内メーカーに生産委託したとのこと。さら
に、原材料の状態で輸入することで、イオン独自の多様な店舗形態を通して様々な形で消費者
にフェアトレード商品を提供することが可能になったという。例えば、飲食専門店を運営する
イオンイーハートやコンビニエンスストアのミニストップでは、今後このフェアトレード認証
カカオ豆を使用したデザート類などを展開する予定だとか。このように、イオンは、全国のグ
ループ約3500店舗というスケールメリットと多様な店舗形態という独自のインフラを活用する
ことで、今までよりもさらに手軽に国際貢献に参加できるフェアトレード認証商品開発の仕組
みを実現したとのこと。
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