10/11/08 17:45:53.28 68Vh4rLH0 BE:301497582-PLT(12001) ポイント特典
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防犯カメラ設置の是非などで話題になっている電車内の痴漢対策。被害を最も受けやすいとされる
女子高生に身を守るコツを教え、防犯意識を高める動きが活発化してきた。被害者が大声を出し、
周囲が協力するのが痴漢摘発の早道だが、勇気を振り絞った被害者を手助けできるか。大人の姿勢も問われている。
今年6月。埼玉県警鉄道警察隊が県内の高校で開いた防犯授業の直後、1年生の女子が友人に付き添われ
「昨日の夜、痴漢されました」と申し出た。被害者の大半が泣き寝入りする中「犯人逮捕に協力を」との県警の
要請に応えた行動だった。
現場は東京と埼玉をつなぐJR埼京線の車内。首都圏の鉄道でも特に痴漢被害が多いとされる。
30代とみられる男3人が、たまたま乗客のトラブルがあった車両から生徒を救うふりをして
別の車両のドア付近に誘導、囲むようにして下半身などを触ったという。被害者を逃げにくくして
犯行に及ぶ、こうした悪質な事例も出てきている。
乗換駅でやっと振り切ったという生徒は「痴漢と気付いた後も怖くて声が出せなかった」と話した。
制服で電車やバスに乗る女子高生は標的になりやすく、今年の春と秋の取り締まり強化期間に
摘発された首都圏の痴漢事件の被害者は、高校生が3割超で最多だった。
(中略)
ただ彼女たちには「声を上げても孤立するのでは」との不安も強いという。警察庁が今年8月に
インターネットで実施した意識調査では、痴漢を目撃した男性の45%が何も行動しなかった。
一方、通報せずに泣き寝入りした被害女性は89%。
警察は埼京線の一部に導入された防犯カメラの広がりを期待するが、費用負担のほか
プライバシー問題も絡み、設置はなかなか進まない。
過去に痴漢の冤罪事件を担当し、痴漢行為への社会の無関心を痛感したという大阪の
長野真一郎弁護士は「警察や鉄道会社が対策に前向きに取り組み、被害を察知した人が
『どうしたの』と声を掛けるだけで、社会は痴漢を許さないという意思表示になるし、
冤罪防止にもつながる」と話す。
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