10/11/07 12:09:27.54 2pG95Fv6P BE:455608627-PLT(12388) ポイント特典
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21の国と地域が参加し、域内の経済統合の道筋などを検討する「アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）
横浜」が７日、横浜・みなとみらい21（ＭＭ21）地区のパシフィコ横浜で開幕する。14日までの期間中、
各国首脳や閣僚、経済人ら約８千人が横浜を訪れる見込み。会議に先立ち、６日には展示事業「ＪＡＰＡＮ
ＥＸＰＥＲＩＥＮＣＥ」がスタート。仙谷由人官房長官や林文子横浜市長、松沢成文知事らが出席し、開所式が
行われた。
ＡＰＥＣ横浜では、「アジア太平洋自由貿易圏（ＦＴＡＡＰ）」構想実現に向け、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）など
具体策を議論する。14日の最終日には、首脳宣言「横浜ビジョン」をまとめる予定。
展示事業は、海外メディアや会議関係者向けに、日本の最新技術の展示や取り組みを紹介。小惑星
探査機「はやぶさ」の模型や電気自動車「リーフ」、対人地雷処理機、人間型ロボットなどを展示している。
開催地・横浜と県もブースを出してアピール。同市が民間企業と共同で取り組む実証実験「スマート
シティプロジェクト」の３Ｄ体験ができるほか、１００匹以上の魚が遊泳する大型水槽、伝統工芸品の箱根
寄木細工、鎌倉彫や、横浜銘菓なども並び、県内企業・団体の技術を伝えている。
開所式で、仙谷官房長官は「職人芸ともいうべき日本の素晴らしい技術をＡＰＥＣ参加者に体験してもらい、
海外に広めてほしい」とあいさつ。林市長は「展示を通じ横浜の多様な魅力を感じてほしい」とＰＲ。７日に
始まる会議を前に「おもてなしの心を持ち『オール横浜』で会議参加者をお迎えしたい」と意気込みを語った。
ＡＰＥＣ横浜は、最終高級実務者会合を皮切りに閣僚会議、ＳＭＥ（中小企業）サミット、ＣＥＯ（最高経営
責任者）サミットなどと続き、首脳会議（13～14日）のほか、日米首脳会談なども行われる。
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