10/11/04 09:34:30.01 Qm87slPlP BE:1171562494-PLT(12388) ポイント特典
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03、06年と2度の沢村賞を獲得したソフトバンク・斉藤和巳投手(32)が、来季は育成コーチに
就任することが3日、分かった。来季について、球団から育成選手か育成コーチでの契約を
打診されていた同投手は、育成コーチでの契約を結ぶ決意を固め、4日にも球団側に意思を
伝える。
長い時間をかけ、斉藤が苦悩の末に出した結論は、育成コーチからの「再起」だった。
今年2月に3度目となる右肩腱板手術を受けるなど、実戦登板は07年10月8日のロッテとの
CSを最後に遠ざかっている。球団側は現状では来季の実戦復帰も難しいとの判断から、
支配下登録選手から斉藤を外し、育成選手としてリハビリに専念してもらいたい意向があった。
さらに来季から「3軍制度」を導入。そのため10月28日に行われたドラフト会議でも育成枠で
巨人の8選手に次ぐ大量6選手を指名した。3軍の指導者として、選手会長も務めた斉藤の
実績は申し分ない。投球技術だけでなく、リハビリを通した野球への取り組み方などをチームの
次代を担う若手に伝えてほしいとの思惑もあった。
育成コーチ就任を決断した斉藤だが、現役をあきらめたわけではない。現在は2日に1度の
ペースでキャッチボールを行えるまでに回復しており、自分なりに手応えを感じている。
球団側は斉藤の右肩の経過次第では、来季中にも再び選手として再契約する方針。
あくまで暫定的な現役引退で、実質的にはコーチ兼任選手の位置づけとなる。来季も背番号は
「66」のままとなりそうで、数々の栄光を残してきた斉藤の今後が注目される。
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