10/11/02 00:35:16.96 qgu04skFP BE:386043438-PLT(12116) ポイント特典
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「中学生までに読んでおきたい日本文学」全10巻刊行
あすなろ書房が創立50周年を記念して11月、「中学生までに読んでおきたい日本文学」全10巻(各巻1890円)を発刊する。
編者は松田哲夫氏。筑摩書房の書籍編集者時代に文学アンソロジー「ちくま文学の森」「ちくま日本文学」を企画・編集してヒットさせたほか、テレビ番組などで「読書案内人」としても活躍している。
その松田氏が「小中学生だったころの自分を思いだしながら、いま読んで面白いと感じられる作品、作者の発したメッセージがしっかり伝わってくる作品」だけを選んだという
明治・大正・昭和の名作(エッセーや落語も)が、テーマ別に各巻10~15編ずつ、収めてある。
まずは『悪人の物語』、『いのちの話』の2巻、次いで来年3月までに毎月2巻ずつ、『おかしい話』『お金物語』『家族の物語』
『恋の物語』『こころの話』『こわい話』『食べる話』『ふしぎな話』の順に刊行する。
第1巻のテーマが“悪人”というところに、編者の遊び心も感じられる。
なかには、宮沢賢治「毒もみの好きな署長さん」、宮本常一「土佐源氏」といった、いわゆる道徳的ではないエピソードの書かれた作品も含まれる。
しかし、松田氏は「(これらの物語は)生きていく上でとても大事なことを問いかけている。作者が伝えようとしたことは、年若い読者にもまっすぐに届くはず」と自信をもっている。
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