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日本右翼の反中言動と落とし穴に気をつけろ=中国人有識者
中国網日本語版(チャイナネット)は「日本国内にはこのままでは納得がいかないという人びとがいるようで、過激な言動で横やりを入れ、
日中関係の回復を邪魔しようとしている。そして21日、またもや日本の防衛省が潜水艦を増強したニュースが飛び込んできた。これはすべて、中国の海軍の動向を監視するためである」と報じた。以下は同記事より。
日本の共同通信は21日、「防衛省は16隻体制で運用している海上自衛隊の潜水艦を22隻に増やす方針を固め、今年12月に策定する「防衛計画の大網(防衛大網)」に盛り込まれる予定である」と報じた。
潜水艦を増やすことについて21日の日本「毎日新聞」は「日本の防衛省が潜水艦を増やしたのは軍事力を強化する為であり、
中国海軍の日本近海での活動活発化に対する警戒と対策を意識しているからである」との意見を示した。
清華大学国際問題研究所の劉江永教授は「海上の軍事力を増強する事は中国をけん制する事になり、日本の右翼の人びとは『しめた』と思ったことだろう」と述べた。
「防衛計画の大網」は日本の国防政策の基本指針であり閣議決定されれば、日本は今後ずっと中国を敵と想定した威嚇と防衛を続けることになる。
そうなれば、日中の戦略的互恵関係は深刻なダメージを受け、日中関係そのものが形だけの空虚なものになってしまう。
このように、日本国内では日中関係の修復に水をさすような不振な動きが目立ち、大きなさまたげとなっている。訪中を終えたばかりの民主党江田五月最高顧問は21日、
「中国は友好の道を進んで行く事を望んでいる。日本では日中関係の友好的発展を壊すような情報が流れており、中国側としては非常に困惑している」と述べた。
中国の態度を「ヒステリック」だと称した日本の前原誠司外相はさらに強引な発言をし、「日本は尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題の領有権においてトウ小平氏の『棚上げ論』に同意した事実はない」と述べ、
沖縄県石垣市議会は釣魚島の領有権をアピールするような決議を可決しようとしていた。このような一連の騒動もあって日中の民間交流は依然として、ぎくしゃくしたままである。
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