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ソニー＜6758.T＞は２９日、
２０１１年３月期の連結営業利益（米国会計基準）予想を前年比５２９．５％増の２０００億円に上方修正すると発表した。
従来予想の１８００億円の黒字に比べ、１１．１％の上方修正となる。
トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト１９人の予測平均値１９２５億円を３．８％上回った。ゲーム事業やパソコンが好調に推移している。
売上高は円高の影響で従来予想の７兆６０００億円から７兆４０００億円に減少する見込みだが、
ゲーム事業やパソコンが好調なネットワークプロダクツ＆サービス分野が連結営業損益改善に寄与し、
利益ベースでの大幅増益になる見込みとなった。税引前営業利益予想を従来予想の１７００億円から２０００億円に、
当期利益は同６００億円から７００億円にそれぞれ引き上げた。
２０１０年４―９月連結営業損益は１３５６億円の黒字に転換した。前年同期は５８２億円の赤字だった。通期予想に対する進ちょく率は６７．８％となっている。
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)
任天堂が２８日発表した２０１０年９月中間連結決算は、経常損失４１億円、純損失２０億円で７期ぶりに赤字となった。
ソフトのヒット作が少なく、売上高は前年同期比３割減。円高による為替差損６２１億円も大きく響いた。通期は減収減益を予想する。
携帯型ゲーム機ＤＳシリーズは、９月に国内で発売したポケットモンスターのソフトが４０７万本を売り上げ好調だったが、全体的にゲーム機販売を押し上げるソフトが不足。
ゲーム機の販売台数は同４２・８％減、ソフトの販売本数は同２２・９％減だった。
据え置き型ゲーム機Ｗｉｉ本体は同１３・６％減となった。急激な円高で売上高が２８１億円目減りしたことも収益を引き下げた。中間配当は前年に続き減らした。
下期は３次元映像のゲームを楽しめる「３ＤＳ」を国内で発売するが、時期が当初計画よりずれ込み、来年２月となる。円高も続くとみて、２期連続の減収減益を予想する。
森仁洋専務経営統括本部長は「仕入れで外貨の割合を増やすなどして円高対策を進め、魅力的なソフトの発売で利益率を高めたい」と話した。
URLﾘﾝｸ(www.kyoto-np.co.jp)