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“幸村そば”九度山名物に
九度山町は、かつて町内に隠せいした戦国武将の真田幸村にちなみ、真田家が治めた信州の名物のそばを出す「そば処幸村庵(あん)」を、
11月3日に、同町九度山にオープンさせる。幸村らが過ごした屋敷「真田庵」のすぐ近くに食事をできる場所を設け、団体観光客らを呼び込む狙い。
町内で増えている休耕地でそばを栽培し、店で使うことも模索しており、町は観光振興と休耕地解消の一石二鳥を目指す。(浦田裕光)
高野山の玄関口にあたり、慈尊院や丹生官省符(にうかんしょうぶ)神社もある同町だが、町内で営業しているのは小規模な飲食店がほとんど。
パワースポットブームや戦国ブームで高野山の観光客が増えているのに、観光バスやマイカーで訪れる観光客に通過されてしまうことが悩みだった。
このため、同町は観光客に町内でゆっくり過ごしてもらうための施設を計画。
真田昌幸、幸村父子が関ヶ原の戦いで敗れて閉居を命じられて過ごした屋敷「真田庵」の隣にある古民家を改装し、
真田家が治めた信州・上田地方の名物のそばを出すことにした。
木造平屋約150平方メートルの古民家に、約45席の食事スペースを設け、運営は同町の3セク「柿の里振興公社」が担当。
そば打ち職人3人も町内で一般公募し、同町と姉妹都市提携を結んでいる長野県上田市で1年間、そば打ち修業を行った。
また、オープンに向けて、今年8月から、町内の約20アールの休耕地で、試験的にそばの栽培を始めた。
今年は病虫害のためにうまく育たなかったため、当面は信州産のそば粉を使う予定だが、
同町には休耕田や休耕畑が計約30ヘクタールもあることから、町は今後、そば栽培による有効活用を目指す。
幸村庵では、ざるそばやかけそば(各600円)といった定番メニューのほか、地元名物の柿の葉寿司などを添えた「幸村御膳」(2000円)などを出す。
上田市でそば打ちを基礎から学んだ小沢脩郎(のぶお)さん(66)は「本場の職人から太鼓判を押してもらった」と味に自信を見せ、
岡本章町長は「幸村庵が成功すれば店を増やし、やがてはそばの町としても売り込みたい」と夢を描いている。
後略
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