10/10/25 23:57:04.04 +p6pd09/0 BE:562781568-PLT(12001) ポイント特典 株優プチ(bookall)
sssp://img.2ch.net/ico/anime_okashi01.gif
芸術の秋に楽器を楽しむのもいい。ただ、演奏すると、ギターの弦は切れるし、ドラムのスティックは折れる。
不用になった楽器が眠っている家庭もあるはず。再生や再利用など古くなった楽器のエコな活用法を探った。 (山本哲正)
激しく打ち続けて折れたドラムスティックは約四千本、ひびが入って使えなくなったシンバルは約百個-。
東京都内にレンタルスタジオ十六店を展開する「サウンドスタジオノア」(目黒区)で、一カ月に出る廃棄物の量だ。
木製のスティック、金属製のシンバルをリサイクルできないかと、関連会社「ナイスカンパニー」が再生事業「エコミュージック」を企画。一昨年春からリサイクルの取り組みを始めた。
スティックは、北海道の木工職人にボールペンやキーホルダーへの加工を依頼、昨春から販売している。
佐山元章社長は「気持ち良く持てる良質な品を目指した。ミュージシャンも、使い捨ての後ろめたさから解放される」と語る。
シンバルは指輪などのジュエリーに生まれ変わらせた。割れる寸前の音を好む人もいて、演奏でよく割れてしまう。
主に銅とスズの合金で製造されている。合金の加工技術を持つ業者探しに苦労したが、新潟県見附市の貴金属加工会社が引き受けてくれた。
◇
ギターの弦の回収リサイクルは、三重県楽器商組合(同県四日市市)が今年二月から始めた。
弦の芯に使われている鉄線や、それに巻き付けるアコースティックギターのブロンズ線、エレキギターのニッケル線を再資源化する。
リサイクルが採算に合うには一定量の回収が必要。「演奏でエコをテーマに歌うので、切れた弦の処分に悩む」との声は各地から寄せられる。
同組合が楽器フェアなどで回収をPRすると、九州のストリートミュージシャンが弦を集めて送ってきたり、プロから問い合わせが来たりと、まずまずの反応があった。
「全国から弦が回収できそうだ」と同組合は回収に期待。
呼び掛け人で、同市の楽器店経営、北川浩さん(45)は「赤字スタートの見込みだが、利益が出たら福祉施設にオルガンを贈りたい」と意気込む。
東京新聞:不用の楽器 捨てないで グッズや資源に再利用:暮らし(TOKYO Web)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)