10/10/23 23:37:27.28 inDJga8eP BE:202671239-PLT(12075) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/chibi_c.gif
久留米大非常勤講師の後藤文利さん(72)が、在韓日本人妻たちの苦難の半生についてまとめた
『韓国の桜』を出版した。福岡市で22日、韓国・釜山市から招いた日本人妻二人とともに
出版記念会を開いた。
後藤さんが在韓日本人妻の苦境を知ったのは、1973年~74年に
TNCテレビ西日本のソウル特派員を務めていた時。韓国南部を流れる川に日本人女性の
船頭がいるという雑誌の記事を読み、81年に訪ねた。
女性は、大阪府出身の角野春子さん。1946年に韓国人の夫と渡韓したが、
夫は愛人をつくり、しゅうとめからは日本人という理由でいじめられた。
角野さんは1歳の息子と家を飛び出し、物ごいをしながら川にたどり着いたという。
角野さんのほかにも、日本の家族と疎遠になったため帰国できず、
差別と貧しさの中で暮らす日本人妻が多くいることを知った。後藤さんはその後、
30年近くにわたって交流してきた約20人の在韓日本人妻たちの半生を本にまとめた。
記念会では、日本人妻の親睦会「釜山芙蓉会」の国田房子会長(95)が
「祖国の人の温かさを感じた」とあいさつ。後藤さんは「『私たちの記録を残して』と
国田さんに頼まれていた。果たすことができてうれしい」と語った。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)