10/10/21 12:08:06.99 a8dgKUjrP BE:2175660094-PLT(12346) ポイント特典
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今日の日本には依然、米軍による日本占領の後遺症が残っていて、吉田ドクトリンの、経済に
特化した軽武装路線が成功を収めてきたこともあり、国家の根幹ともいうべき国防と外交を
アメリカ任せにして安逸を貪っている。日本人は戦後6年8カ月、アメリカに占領された間に、
言論検閲や焚書などによって洗脳されてしまい、自分さえ武力を持たなければ「平和を愛する
諸国民」(憲法前文)の間で安閑としていられる、と思い込んでしまった。
日本を、この空想的平和主義の迷夢から覚醒させるのは、普通の手段では難しい。日本人は
本来、柔和な国民性を持った民族であって、周囲の国際情勢が変わったと見るや、一朝にして
百八十度、国勢を転換することができた。明治維新も日米戦争の戦後も、そうして生き残って
きたのである。
だが、それには「きっかけ」が必要だった。明治維新の場合は、あまり注意されてはいないが、
薩英戦争と馬関戦争という2つの「小さな戦争」に、薩摩と長州という2つの雄藩が敗れたことが、
明治の開国・開明路線を取らせたのだった。果たして、今日の日本の第三の国難に際して、
日本人を覚醒させる、そういう「きっかけ」としての「小さな戦争」はあり得るだろうか。
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