10/10/19 06:50:03.54 tRjPfOnr0 BE:92968632-PLT(14684) ポイント特典
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社説:反日デモ 中国の底流は深刻だ
中国の内陸都市で反日デモが起きた。一部が日系大型スーパーに投石したり、日本料理店を破壊
した。暴力は許せない。中国の信用を落とすだけだ。
反日デモは、9月初めに尖閣諸島沖で中国漁船と巡視船が衝突して以来、断続的に続いていた。
だが、今回のデモは極めて異常である。
中略
今回の発生地は、四川省の綿陽、成都、陝西省西安などだった。綿陽は核兵器の研究所や製造工場が
集まる特殊な軍事都市である。成都もミサイルや航空機の工場が多い。軍事機密を守るために監視が
厳しいはずだ。それなのにデモは起きた。
デモの参加者はほとんどが20歳代前後。「90後(1990年以後の生まれ)」と呼ばれる若者で、
インターネットの呼びかけで集まった。
だが仕掛け人は別にいる。9月の反日デモからずっと同じ系統だろう。スローガンやデモのスタイル
がそっくりだからである。成都ではデモの先頭集団は「琉球回収、沖縄解放」の横断幕を掲げていた。
解放とは解放軍による解放だ。政府に軍事力発動をけしかけているのである。
こんな暴走に対し中国政府は「気持ちは理解できるが形式が不適切」と遠慮がちで生ぬるい。背後に
胡錦濤政権に批判的な政治勢力がいるからではないか。
5中全会では習近平国家副主席が党中央軍事委副主席に選出され、2012年の党大会で次の総書記
を確実にした。習氏の支持基盤は軍や保守派といわれる。尖閣問題で強硬路線をとる危険はないのか。
菅首相は「戦略的互恵関係を深めることで双方が冷静に努力する必要がある」と国会で答弁している。
その通りだが、まず中国首脳との関係を築き、中国の深部の動きをつかむことが先決だ。
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