10/10/17 20:44:47.07 +O/aMV8n0 BE:1142397836-PLT(12082) ポイント特典
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コメの概算金、大幅不足
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
米の集荷時に全国農業協同組合連合会(JA全農)が農家に支払う今年の概算金が、コメ余りを背景に大幅に下落した。
山口県を除く中国地方の全農が2010年産コシヒカリ(1等米)60キロに支払う概算金は1万~1万700円で、
昨年より3千~2千円低い。戸別所得補償制度で農家への影響は緩和されるものの、長引く需要低迷に関係者から不安の声も出ている。
JA全農ひろしま(広島市中区)は、主要銘柄である10年産コシヒカリの価格を、昨年より2400円低い1万600円とした。
確認できる1996年以降で最低の水準。広島県産米の約2割を占めるあきろまんとヒノヒカリも、昨年より2200円安い1万円とした。
JA広島中央会(同)の藤川裕之営農振興部長は「米の消費が落ち、在庫も膨らんでいる」と説明する。
JA全農しまね(松江市)も10年産コシヒカリの価格を1万700円とし、2100円引き下げた。米穀課は「09年産米が市場にあふれ、
本年産の米が余るのは確実」とする。
10年産コシヒカリは、JA全農おかやま(岡山市北区)が1万円で3千円の下落。JA全農とっとり(鳥取市)は1万500円で2千円下げた。
JA全農やまぐち(山口市)は公表していない。
コメ余りなどに伴い、店頭の新米価格も下がっている。スーパーのフレスタ(広島市西区)では、広島県産コシヒカリ4キロが
約1800円で並ぶ。約1900円だった昨年より安い。山口、島根県産は約1割安。スーパーふじおか(廿日市市)も広島県産米を昨年より
約1割安で扱う。「昨年産米と新米の価格差が縮まっている」という。
戸別所得補償制度により、農家の所得への影響は限定的とみられる。ただ東広島市の農事組合法人さだしげの畝啓一郎代表理事(67)は
「今後も米価下落が続けば、所得補償の継続が可能なのか不安になる」と話す。また制度に未加入の農家の所得は大幅に下がりそうだ。