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中国の教科書改ざんは、日本よりもはなはだしい
これについて、「日本の教科書改ざんよりも、中国では人々をさらに苦しませてきた問題はたくさんある。
しかし、目下の中国の政治環境のでは、人々の言論の自由が制限されているため、民衆は自由に意見
を述べることができないのが現状である。特に中国の大都市では、パレードはもちろんのこと、これらの
話題に触れるだけでも身に危険が降りかかる恐れがあるため、人々は避けたがる傾向にある」と北京
評論家劉暁波氏が言う。
中国のその独特な政治環境のため、一部の独特な“愛国者”を生み出す結果となった。国内の評論家は
これらの“愛国者”を“愛国泥棒”だと呼んでいる。これらの極端に走る愛国者たちには一つの特徴がある。
それは、この人たちが大学生などの比較的に若い年齢層に集中し、生活にゆとりのある仕事につくため、
彼らは個人的な利益を重視する反面、なにについて言論してはいけないのか、どこまでの言論なら許され
るのかもよく知っている。そのため中国社会の弊害について、彼らは沈黙を保つか、あるいは無視するよ
うな態度をとっている、と北京評論家の劉暁波氏が指摘した。
「近日に行われた反日デモは、日本右翼の歴史教科書改ざんに抗議しているように見えるが、実際そこには
中国の政治問題というより根本的な原因がある。長年の教育宣伝の中で、日本という敵国を樹立させること
で、中国公民の政治への批判をかわしてきた。そのため中国人に許された言論の自由とは、反日運動と
サッカー試合に限るといわざるを得ない」と評論家は指摘する。
「歴史を大幅改ざんするのはただ日本固有の問題ではなく、それは中国をも含めたアジア諸国に普遍的に
存在する問題である。中国の官製歴史教科書における改ざん問題は、日本の改ざん問題よりもはるかに
悪辣な性質を持っている。
なぜなら日本が民主国家であるため、日本右翼勢力の改ざんした歴史教科書は数ある教科書の中の一部分
に過ぎない。それに対して、中国の教科書制定は政府に独占されているため、歴史事実を歪曲し、さらには
抹消するなどして、全国統一の教科書を制定することなどは、日本では考えられないことである。」と評論家は指摘する。
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