10/10/08 14:49:51.79 pMvOKAEo0 BE:399492465-PLT(12001) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/anime_chinpoppo01.gif
秋のスズメバチに注意を 県内の駆除依頼 例年の2割増
スズメバチに襲われる被害が全国で相次いでいる。那須塩原市の山林でキノコ採り中に刺された男性(87)
が3日に死亡。長野市の高原でも同日、マラソン大会に参加した小学生ら33人が刺された。
10月は集団の個体数がピークを迎え攻撃性も強まる時期で、専門家は注意を呼び掛けている。
「枝ごと落とすか」。宇都宮市の民家の庭先で、白い防護服に身を包んだ駆除業者が木を見上げた。
枝を巻き込むように、スズメバチが直径四十センチほどの巣を作っている。くん煙剤の付いた棒を入り口に
刺し込み、一気にいぶす。ハチの動きが止まったのを見計らって切り落とすと、中には白いサナギと幼虫が
びっしり詰まっていた。
県内の駆除業者でつくる「県ペストコントロール協会」の江面(えづら)真事務局長は「今年は例年より
二割ほど駆除依頼が多い」と話す。猛暑の今夏は晴天が続いて幼虫のエサとなる昆虫が増え、
ハチの羽化が順調に進んだためという。
山林では、土の中や木にある巣を知らぬ間に刺激して襲われる場合が多いが、市街地でも注意が必要だ。
キイロスズメバチは民家の軒下に営巣し、空き缶に残ったジュースをエサにする。江面事務局長は
「生活圏が人と重なり、どこでも被害が起こり得る」と説明する。
また、「日本スズメバチ研究所」(岡山県赤磐市)の西崎健二所長は「ハチは明暗を見分け、
黒など濃い色を刺す習性がある。急な動きに反応するので、手で払ったりせず、速やかに逃げて」と訴えた。
東京新聞
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
スズメバチの巣を駆除する業者。日没後に帰巣する習性を利用して一網打尽にするため、駆除は夜に行う=宇都宮市で
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)