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東京・歌舞伎町にライブハウス開業 新たな活気
新宿コマ劇場の閉鎖などで地盤沈下が指摘される東京・歌舞伎町で、地元企業や住民組織が中心となり、
新たなにぎわいづくりが進む。不動産業のヒューマックス(東京・新宿)は自社ビル内に12月3日、ライブハウスを
開業。地元のまちづくり団体は、新宿区の協力を得て区立大久保公園で物産展を展開する。若者から
中高年層まで安心して楽しめる雰囲気を訴え、集客力を高める。
ヒューマックスは旧コマ劇場近くの自社ビルをビジネスホテルなどが入る複合施設に改装する。
地下2階にライブハウス「新宿ブレイズ」を設ける。広さは約1千平方メートルで、着席で370人、
立ち見で800人が来場できる。音響や照明などで約3億円を投資した。
歌舞伎町は飲食店などが密集する国内随一の歓楽街。繁華街同士の競争激化もあり、店舗の空室率も
上昇傾向にあるという。「歌舞伎町ルネッサンス」というイメージ向上策を掲げる新宿区は「民間のイベントに
協力したい。特に物産展による農山村との交流は楽しみ」と期待している。
URLリンク(www.nikkei.com)