11/11/15 14:07:42.91 WKibscKg0
春に、九州に移住しました。
確かに原発もあるし、黄砂もある、食材だって関東東北の野菜がきているし、
スーパーでは偽装と思われる野菜が並んでいたこともありました。
これからを考えれば決して安全とはいえないでしょうが、今のところ
地産でまかなえる野菜も肉も、海産も乳製品もあって、選択できる余地が
十分あります。
学校給食も、セシウム牛が一部の学校で使われていたと判明したため、
2学期からは九州以外のものに関しては産地を明記されたものが
献立表と一緒に配布されています。また、青森、北海道といった地域の
野菜を使ったときは検査もされ、その結果もお手紙で報告されています。
牛乳も九州産のものです。(だから安心というわけではないですが)
保護者からの心配、問い合わせがあったため、このようなことをすることに
なったそうです。
私の住んでいるところは、転勤族の多いところではなく、転校生といえば
九州内を転勤している人が移動してくるエリアです。
それでも、春にこちらに来たときには、被災地からだけではなく、
関東エリアからの問い合わせがすごく多かったと不動産会社の人が
話してくれましたし、以前はぽちぽちだった移住者・避難者が、
学校でも幼稚園でも増えてきました。
たまたま幼稚園の園長と話したら、「問い合わせもあるし、そういった
(放射能を避けるといった)理由の転入生がこれから増えてきそうです。
実際、人口も増えてますしね」と、おっしゃってました。
移住してから4回東京を往復しましたが、そのたびに、羽田についてから
しばらくするとマスクをしてもいがいがしてくる喉、免疫が落ちたときに
だけ出てくる私のさまざまな症状、突然の生理、こどもの鼻血と湿疹・・
これは、黄砂の長かった今年の九州で生活していても出てこなかったものです。
区部ほどあくせくしておらず、緑豊かな文教都市である多摩地区は、
大好きなところでしたが、「東京には戻れない」と親子ともども体感しました。
移住・避難ということは、簡単にできることではないでしょうが、
未来ある子どもを守るには、今からでも決して遅くはないと
思っています。
長くなってすみません。