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食品表示Gメンとは
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食品表示Gメンの名指揮官去る…偽装相次ぎ摘発 (2011年9月15日15時25分 読売新聞)
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食品偽装を相次いで摘発し、「ミスターJAS法」と呼ばれた食品表示Gメンの
名物指揮官中村啓一さん(61)が先月末、退職した。
最後は農林水産省消費流通課長としてコメの放射性物質検査の枠組み作りに取り組み、
食の安全を守る使命を後輩に託した。
長野県の高校を卒業後、1968年に入省。以来、主に食品業界の振興にあたってきた中村さんが、
消費者を守る立場に転じたのは2002年に発覚した雪印食品(解散)の国産牛肉偽装事件だった。
国のBSE(牛海綿状脳症)対策の買い上げ事業を悪用した社員らは、
当時近畿農政局消費生活課長だった中村さんらに「どこでもやっている」と釈明したという。
「その時のショックが、偽装を暴く道に進むきっかけになった」と振り返る。
05年には食品の表示を監視する同省職員「食品表示Gメン」2000人のトップに就任。
今も悔やむのは、豚肉を混入したひき肉を牛ひき肉と偽って販売したミートホープ事件だ。
内部告発を受けて1年以上内偵したが証拠をつかみきれず、その後、事件が発覚した。
「店頭での表示が対象となる日本農林規格(JAS)法でいかに摘発するかばかりを考えていた」
との反省から、船場吉兆(破産)の偽装問題では、食品衛生法などでの摘発につなげた。
実績を買われ、09年以降、3度定年延長された。