11/09/29 05:06:31.79 6QSuE6VP0
>>108
Deconvolutionは伝達関数の予測が難しいですよね。
一般的にはノイズ、特にガンマ線スペクトルに関して言うとコンプトン散乱の影響を受けてしまうので
一様な伝達関数を定義するのは大変のような気がしています。
特に今回のような、複数ガンマ線が放出されるCs-134のほかにCs-137などの他の核種が含まれているので
全てのエネルギーに応じてDeconvolutionして、すべてのインパルス関数を再現するのは現実的ではないと思っています。
FitzPeaksの解析アルゴリズムをちゃんと調べていないのですが、
たぶん、そんな厳密なことはしないで、SearchされたPeak”のみ”に着目したガウス関数と←核種同定済み
それぞれのγ放出比などを参考にしてConvolutuionして実際のスペクトルデーターと比較して
最適なパラメーターを逐次最小二乗法で求めているのではと思っています。
一応、放射能測定法シリーズ 20「空間ガンマ線スペクトル測定法」に応答関数について触れられていますが、
応答関数をモンテカルロ法で予測しているので汎用性は??なんて考えています。