11/10/23 16:19:23.16 JZrVrF4k0
他スレで拾ったよ↓
放出量についての訂正が10月20日にあったようです。
放射性物質放出量データの一部誤りについて
URLリンク(www.meti.go.jp)
URLリンク(www.meti.go.jp)
変更点は、Te-131m、Te-132、I-132、I-133、I-135、Sb-129、Mo-99の7種。
Te-132は、0.76から88PBq、I-133は、0.68から42PBqと、値が二桁も変わっているものもあります。
これまでの発表では、テルルの値が余りにも小さ過ぎ、
実測値との乖離が大きいことに疑問を問う声も少なくなかったと思いますが、
今回の発表は、それを裏付ける訂正になっているようです。
ところで、テルルは放射性ヨウ素に崩壊するという点で、甲状腺への被曝を考える上で重要となります。
Te-132(3.2日, β-) → I-132(2.3日, β-)→ Xe-132(安定)
I-133(20.8時間, β-) → Xe-133(5.2日, β-) → Cs-133(安定)
URLリンク(environmentalchemistry.com)
これまでは、甲状腺への被曝として、放出量の多かったI-131(160PBq)が重視されていたと思います。
さらに、Te-132/I-132(88PBq)やI-131(42PBq)などの放射性ヨウ素類が同程度の規模で放出されていたとなると、
これまで、初期の甲状腺の被曝推定量は、およそ半分程度に過小評価されていたことになります。