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水田のセシウム、飯舘で除去実験 福島・農工研開始
河北新報8月21日6時10
独立行政法人「農業・食品産業技術総合研究機構」の農村工学研究所(農工研、茨城県つくば市)は20日、東京電力福島第1原発事故で計画的避難区域に指定されコメ作付けが
禁止されている福島県飯舘村で、水田の土に残った放射性セシウムを除去する実証実験を始めた。現状では薬剤費だけで1平方メートル当たり170円かかり、
実用化へコスト低減が課題となる。
農工研は、粘土質と結合すると水に溶けにくくなるセシウムの性質に着目。実験ではまず、土壌に悪影響のない固化剤を水に混ぜてホースで散布。約1週間で水分が蒸発すると、
放射性セシウムを含む土が表面から数センチの厚さで白いかさぶた状に固まり、それを農機で剥がすと土壌の放射線濃度が下がる仕組み。この日は約10アールの水田に
固化剤を散布した。
農工研は実験に先立ち近くの土壌の汚染状態を調査。地表から2.5センチまでは1キログラム当たり6万5900ベクレルだったが、2.5~5センチまでは1330ベクレル、
5センチ以下ではほとんど検出されなかった。
最終更新:8月21日(日)6時10分