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福島市渡利地区で除染実験 通学路３割近く低減
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福島市は５日、市の災害対策本部で、７月２４日に実施した同市渡利地区をモデルにした除染実験の結果を発表した。
小学校２校を対象にした通学路は、地上５０センチ地点で放射線量が除染前に比べ平均１１．１～２６．７％低減、
民家の雨どいは７６．５％低減した。
市は同地区の住民らと協力し除染を実施。土砂上げや草刈り、歩道のブラッシングなどを行った。
渡利小の通学路は、道路端で平均毎時１．８マイクロシーベルトから１．３マイクロシーベルトに低減。
高圧洗浄と表土除去などを行った民家の雨どいは、平均毎時６．８マイクロシーベルトから１．６マイクロシーベルトに大幅低減した。