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汚染水浄化 新装置を据え付け
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東京電力福島第一原子力発電所では、汚染水の浄化設備でトラブルが相次ぐなか、
国産の新しい浄化装置を据え付ける作業が行われました。
東京電力は、今月上旬にも装置を本格的に稼働させ、汚染水の安定的な浄化につなげたいとしています。
この浄化装置は、国内のメーカーが製造した「SARRY(サリー)」と呼ばれるもので、
高さ3.5メートル、直径1.4メートルの円筒形のタンク14台で構成されています。
先月30日までに福島第一原発にすべて運び込まれ、31日、汚染水の浄化設備が置かれている場所の近くに据え付ける作業が行われました。
この装置は、放射性物質を吸着する鉱物が一つ一つのタンクに入っていて、汚染水に含まれているセシウムやストロンチウムを取り除き、
濃度を100万分の1ほどに減らす仕組みになっているということです。
この装置は、すでに使われている浄化装置と併用したり、補助的に使ったりする予定で、
東京電力は、1日以降、配管の接続や試運転をして、今月上旬にも本格的に稼働させたいとしています。
福島第一原発では、地下にたまった高濃度の汚染水を浄化したあと、再び原子炉に注水する
「循環注水冷却」が続けられていて、浄化設備はその要になっています。
しかし、停止などのトラブルが相次ぎ、先月26日までの稼働率は試運転を含めても、目標を下回る63%にとどまっていて、
東京電力は、新しい装置の稼働で汚染水の安定的な浄化につなげたいとしています。