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菅首相:「薬害エイズとそっくり」 保安院を激しく批判
菅直人首相は31日、長野県茅野市で開かれた市民団体のシンポジウム「みんなのエネルギー・環境会議」に出席した。
首相は経済産業省原子力安全・保安院の「やらせ質問」問題について、96年の厚相時代に真相解明に取り組んだ薬害エイズ事件と重ね合わせ、過去の原子力行政を激しく批判した。
首相は薬害エイズ事件について「国民の安全を担当する厚生省薬務局長が、天下りしてメーカーの利益を尊重する薬務行政になっていた」と振り返った。
その上で「(原発の)安全性を国民の立場でチェックしなければいけない保安院が、逆に推進する側のお手伝いを超えた形を取っている。根本的な問題だ」と述べ、保安院を経産省から分離する政府方針の意義を訴えた。
政府のエネルギー・環境会議が29日に原発依存度を低減させていく中間整理をまとめたことについては「どういう政権ができるにしても、避けて通ることができない議論の道筋だ」と述べ、自身の退陣後の次期政権にも引き継がれるべきだとの認識を示した。【中井正裕】
毎日新聞 2011年7月31日 19時37分(最終更新 7月31日 19時51分)