11/08/01 13:30:12.91 dKkWIGcq0
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> 放射線検査:個人も「牛肉調べて」 道と札幌市、対応しきれず
> ゲルマニウム半導体検出器を使い、食品サンプルの放射線量を測る検査員=札幌市豊平区の北海道薬剤師会公衆衛生検査センターで
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> 福島第1原発事故に伴う牛肉の放射性セシウム汚染などを受け、北海道内で食品の放射線検査の需要が急増している。
> 検査機関には個人からも「買った牛肉を調べたい」といった依頼が舞い込むが、高精度で測定できる機器は道が2台、
> 札幌市が1台しか持っていない。水、土壌、海産物などの検査で手いっぱいで「個人の依頼を受ける余裕はない」と対応に苦慮している。
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> これまで道産の農林水産物から、放射能汚染は確認されていない。しかし汚染された稲わらが道内の農家で
> 飼料に使われていたり、国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された牛肉の流通していたことが判明。
> 道が開設している健康相談窓口には連日、不安の声が寄せられているという。
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> 放射性物質を測定できる「ゲルマニウム半導体検出器」は、道立と札幌市立の衛生研究所に計3台ある。
> 道立衛生研は国や道の方針に従って水道水や海水、農地土壌の検査を定期的に続けており、漁協の要請に
> 応じて水揚げされたサンマやイカの海産物も測定している。最近はこれに牛肉や道産稲わらの検査も加わり、
> 1日数件しかできない検査は休みなしの状態だ。
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> 消費者から「調べてほしい」との要請も来るが、道保健福祉部は「一般の依頼は断らざるを得ない」。
> 札幌市の担当職員も「余裕はない」と話す。
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> 道内には、民間の検査機関も7カ所ある。このうち財団法人・北海道薬剤師会公衆衛生検査センター(札幌市豊平区)
> は、個人も含む依頼が日に10~20件あることなどを受け、約2000万円する検出器を1台増やすことを決めた。
> 1件2万円で検査でき、田渕修二総務部長は「行政機関ではまかないきれない部分を担うことで、消費者の
> 不安解消にもつながれば」と話す。
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> ただ、規制値を超える食品は、判明後直ちに出荷が停止されているため、道食の安全推進局は「過度な心配は
> しないでほしい」と呼び掛けている。【岸川弘明】