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福島第1原発:非常食から弁当へ…作業員の待遇改善
東京電力は4日、福島第1原発の事故復旧に当たる作業員の生活環境改善策を発表した。
これまでレトルトなどの非常食で、床で雑魚寝していた生活環境から、弁当を提供し、
新たにプレハブ寮を設置してベッドやシャワーを増設するという。
改善策では、5月上旬に1日2食分を弁当に変え、同月中旬にシャワーとベッドの増設を始める。
また敷地内に産業医が常駐して定期的に作業員の健康診断を行い、
3カ月に1度内部被ばくの状況も検査する。
さらに7月には周囲の放射線量が低い場所に複数のプレハブ仮設寮をつくり、活動拠点にするという。
作業員は現在、4、5日間作業して2日間休むという勤務形態で、福島第1原発の敷地内に約200人が寝泊まりしている。
また福島第2原発や政府の活動拠点になっている「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町など)からバスで通い、計1000人近くが作業に当たっている。
毎日jp
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