11/08/02 18:22:01.13 g1Ky3ggF0
「保育園の送迎だし…」じゃ、ねえんだよ。警察官まで及び腰になりやがって。
道路がふさがれてるの。公然と30分近く大名車列されて、
付近住民が困ったり、危ない目に遭ってるの。隙間をすり抜けるチャリや原付でひかれそうになる。
目の前に車列があると、くさい、うるさい。
「とにかくやれよ」と、3度ほど食らいついた。折れなかった。
保育園長も、警備員も、だらしない田舎者体質で、渋々でもやりたがらない。
警察官は冒頭の通りだ。結局はおれが嫌われ者で怒号を飛ばす。
やれんじゃねえか。現在はきちんと車列ができないようになっている。
それまで、無遠慮だっただけだ。工夫がゼロだっただけだ。田舎部落の漫然体質だ。
『やる気になれば人間、できる』
やる気がない、やろうというキッカケもない…永久にできないよ。
やったって、やってみて、しばらく経過を見るまで、わからないケースも。
山道の湧水路の治水工事なんてこれ、ホントに、
学術系の理屈屋では、わからんことだらけ。
たぶんよほどの山のヌシ級のジジイでない限り、土建屋でも悩んじゃう。こうすればいい、という明快な解がない。
きょうは中級向けの治水工事をやった。
2分岐している湧水路を一本化しつつ、斜面側に逃げ溝をいくつか掘るのだ。
砂利道、礫岩岩盤…掘ってもコツンと突き当たって進まない。
・掘れる場所をまず選ぶ
・掘ってみて水がきちんと来るか検証する
・地盤が、水を、吸うのか、受け流すのか、見極める
現場で、しかもやってみないと、見ただけじゃ絶対に、わからんことだらけ。
水がしみこむ地質では、堰を作っても意味が無い…
この場合は深堀にして、しみこみを回避するのだ。
結局、2分岐水路をまとめるのに3本の中継路をつくり
下まで道路を川にしないために斜面に水を逃がす逃がし溝も4本掘った。
誰もやらんのだ。都市化近代化された現代では、地元民もやりやしない。
自治体は「民地もからみ」と逃げる…僻地を放置したがる。
民地つっても地主がわかりやしない。
誰もやらなかったら、やらなくていいのか?
そりゃ洪水だらけ、崩落だらけにはなるが、放置してもどうにかはなる、支障だらけだが。
沿線道路が冠水や砂利土砂朽ち木だらけになるけどな、雨のたびに。
そうやって放置ばかりしてるから、ナメてっから、ついに斜面崩落で片面通行になっていた。バカが…
アスファルトが常に川になってると、さすがに溝になってくる。
まして路肩が土とアスファルトの境になってると、そこがクレバスになり10cm以上深い溝にもなる…