11/06/30 22:39:45.77 wEhTdBd90
>>6
611GCMの「校正会」のデータって、とても表に出せるレベルではないですね。
「正しい」放射線測定のテンプレに入れるならだめな見本として入れるべきです。
ぱっと気づくだけでも問題点は3つ
・温度・湿度が示されていない
通常、校正は温度・湿度が一定の専用の部屋で行います。
また、温度が示されていないと温度補償がないものは異常値を示します。
・放射線源が明らかにされていない
核種がわからなければ評価することはできません。
エネルギー感度の違いにより一部の機種は特定の核種を検出しなくなります。
例えば、RADI PA-1000やMr.Gamma A2700は150keV未満を検出しません。
50keV~150keVの放射線がある場合、TCS-171やPM1703とは異なる結果になります。
また、エネルギー補償がない機種は核種により倍や半分に値が出る場合があります。
放射線源により、同じように測定しても比較結果は大幅に変わります。
ここで悪い評価になっている機種も、放射線源によっては基準機と等しく表示されますし、
良い評価になっている機種も、放射線源によっては基準機と大きな誤差が生じます。
・測定条件が同一でない
例えば、1分間平均で実施すると決めたら、全ての機種で1分間平均値を出すべきです。
機種によって40秒だったり瞬時値だったりと、とても比較できるものではありません。
β遮蔽以前の問題です。