11/07/13 04:35:30.80 UWb14qaG0
(続き)
また、もう一つ夏季の支援が難しい大きな要因に今夏の電力不足があります。
通常宿泊施設と言うものは一部の連泊をするゲストを除いて、ほとんどの宿泊客は午後宿にチェックインし、翌朝にはチェックアウトして行きます。
つまり、昼間の一番暑い時間帯の内、少なくとも数時間はアイドルタイムになる訳です。
しかし被災者受入れをした場合、基本的に被災者の皆様は終日館内にいる訳です。
そこで、問題となるのが昼間のエアコンによる電力消費です。
宿泊施設も他の企業同様15%の節電を求められている訳で、パブリックの節電などを中心に15%の消費電力減に向けて知恵を絞っている訳です。
が、昼間エアコンを回しっぱなしにすれば、仮に多少設定温度を上げたとしてもその他で節電した分などはあっさり吹き飛びます。
また、受入れした経験からあえて申し上げさせていただけば避難してくる方の要求レベルが震災から日を追う毎に、
また滞在が長くなるに比例して高く、簡単に言えばわがままになって来てると感じるのも事実です。
さらには、これは大変悲しい事ですが被災者の方を受け入れている事で、一般のゲストの方の中には該当施設への宿泊を敬遠される方がいるのも事実です。
私は伊東の人間ではありませんし、ましてやペンションの人間ではありませんので、実際の理由がどうかは想像するしかありませんが、
大まかには上記のような理由が複合的に組み合わさっているんだと思います。
なお県から一斉に「10日で受入れを停止しなさい」と言う類の指示が入った訳では無いので(少なくとも私は確認していません)、
夏休み・海の日の連休等の兼ね合いからたまたまキリのよい10日辺りで各自治体が支援プログラムの実施を見合わせたと言うのが真相だと思われます。