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今日は、気分が乗らないからこのまま落ちる。
みんな乙なノシ
その③
(崎山氏)いや、それはやはり自然放射線というのは、どうやっても避けることはできない。鉛の
家に住まない限り。食べ物を食べれば放射性のカリウムがあるし、内部被曝もしている。だか
ら生きている以上は絶対避けられない。それプラス人口放射線を浴びることになる。自然放射
線だから全く安全という保証はない。人口放射線も化学物質も全く無い大昔でも、ガンはあった。
そういうガンはもしかしたら自然放射線が原因だったかもしれない。それは放射線であれば、
人口も自然も同じでDNAを傷つけるということに変わりはない。だから全く安全だということでは
ない。
(工藤氏)たぶんこの話は1回で終わるような話ではないと感じてきた。例えば汚染地域で、原
発近くは退去・避難とかされている。それは同心円状ではなくて、風向きとかいろんな形があり、
だんだんそれが拡散している状況。実際問題汚染地域の現状を見た場合、どうやったら直る?
それとも、かなり厳しい自体だと思えばいいのか?どう考えればいいか?
(菅波氏)今もう既に出ている放射能の汚染の話と福島については、これからまだ出るかもし
れない放射能もあるので、両方を考えなければならない。両方含めてやはり、汚染の高い地域
から優先的に移動・避難するのは、いろいろなコストもかかるし、手順も必要。優先的に動ける
人から手当てをして動いてもらうことは必要だと思う。
(工藤氏)なるほど。僕が気になっていたのは、確かに厳しいところは移る。ただ移ると一人暮
らしの方など、結構社会的に逆に弱くなってしまうことがあり得る。だから、社会として政府も
考えなければならない。一方で人の被曝の状況をちゃんとモニタリングして、どうなっているか
をちゃんと見られれば、その人たちは安心する。そういうことはやってないですよね?やってる
のか?
(崎山氏)やってないでしょ。WBCの数が足りないのだろう。高汚染地域にいる特に子供は、
心配だったら測ったほうがいいと思う。
(工藤氏)それは、ガイガーとは違うわけですね?
(崎山氏)ホールボディカウンタは違う。
(菅波氏)違います。身体の放射線を測定する機械だが・・・
(崎山氏)あの空間線量の外部被曝はわかりますよね?そこにいれば、空気を吸ったり食べ物
で汚れたりする。特に地方に行けば自家野菜など食べる。そういうのでもし汚れていたら、食
べ物から内部被曝をする。やっぱり環境が汚れていると、それに比例して内部被曝も高くなる
ので、どうなっているか不安であれば、調べるといい。
(工藤氏)でもそれは最低限やらないといけない。
(菅波氏)そうです。やはり住民の皆さんの被曝の状態を管理して記録しておいて、それに対
するきちんとした対応ができるように、今からしていかなければならない。
(工藤氏)よく被爆者手帳というやつ。そういうもので自分の被曝をわかっていないといけない
ですね。でもそうやって考えると、どうしてそれをやろうという動きが出ないのか?なぜ?
(菅波氏)福島県ではそういう話が出ている。そういうことを主張している人も出てきている。住
民の方の被曝の管理はきちんとしていかなければならないと思う。
(工藤氏)やはり対応が後手後手。なぜ?命を守ることに関して、すごく軽視されている感じが
するが、そういうのはおかしいか?
(崎山氏)いや、それは私も思う。命が第一で、命をまず優先するという政策というか考え方が
ない。私は、今思う。「命を守るのか、電気を守るのか」私たちは究極の問いの前に立たされて
いると思う。
(工藤氏)なるほど。話が尽きなくて、僕もちょっといいとこに来たのにね!ッていう感じなんで
すが(笑)ちょっと時間がないので、この話は多分何回もやって、聞いている方も意見をどん
どん寄せてほしい。自分たちの命を守らなければいけないだけではなく、こういう被害や大きな
災害に対して、みんなが必要な考え方とかを共有する必要があると思っている。
今度原発問題を6月23日に芸能スタジオという形で議論してみようと思っている。いよいよ僕
たちも原子力発電、エネルギー、そして命の問題に対してきちっと議論していきたいと思って
いる。改めてありがとうございました。
工藤泰志 言論のNPO番組公式twitter : URLリンク(twitter.com)
【以上】