11/06/04 07:21:26.88 hpJvJzy+0
>>400
誤解している人が多いけど、共産党はもともと「脱原発」で社民党は「反原発」。
共産党は科学的社会主義思想に基づいて、将来技術革新が進めば
「安全な」原発は排除しないという考え方だった。
今でも基礎研究自体は否定していないし(これは今後の廃炉を考えれば
当然だが)、あの党が原発の安全性について国会で散々
五月蠅く言いまくってきたのも「とりあえず今ある原発は
今すぐ廃炉できないやつもあるから安全対策をしまくれ」という考え方ゆえ。
ただ、詳しく見ていくとあの党の原発に関する認識は変遷した経緯があって
不破前委員長時代からかなり商業炉の危険性に関して小うるさく指摘するようになって
廃炉前提で指摘するようになったようだ。
で、党内のエネルギー政策に関しておそらく吉井議員が主導権を握るようになって
から商業炉(軽水炉)の全廃を主張するようになったと思う。
(詳しい人がいたら訂正してください)
あの党が科学的データをことさら要求するのは石頭の「共産党だから」としか言いようがないw
社民党ならある意味生活者目線でいうからわかりやすいんだけどね。
共産党の脱原発なんてまやかしだと言う人がいるのはわかるが、
あの党が技術的に国会で指摘していなければ「想定外」で済まされていたわけで、
社民党も含めて色々な主張があるのはかまわないと思う。
人体への影響みたいなのは社民党のほうが熱心かな。
一応、共産党の名誉のために言っておくとw4月の段階でレン4に国の責任で
食品類の放射線値を詳しく測定しろと要求していたし、「一次産品が売れないのは
風評ではなくて(放射性物質検出による)実害ゆえ」(吉井議員談)とも言ってた。
まぁ程度でみれば自民じゃ珍しい脱原発派の河野太郎よりもより脱原発だと思うよ。