11/06/07 19:30:44.28 ks5X8AZh0
>>941
冷却材喪失=>炉心露出=>炉心溶融=>圧力容器破損=>格納容器破損 は、
東電も保安院も認めたってことでいいのかと。
じゃ冷却材喪失は、何が原因か?
電源喪失と二次冷却系(海水)が、津波でだめになったのは認めていいかと。
二次系は地震でだめだったかもしれないけど、もともとそういう仕様かと。
すると、次の3点がポイントではないでしょうか?
1)ECCS(IC、RCIC、HPCI)が地震に耐えて、きちんと動作したのか?
2)どの時点で格納容器外への放射性物質の漏出が始まったのか?
3)当初の注水がちゃんと入ったのか?入ってなかったら、その理由は何か?
保安院の解析では、1)については、1号機のIC、HPCIとも動作しなかった仮定、
2号機と3号機ではえらくRCICの動作時間が異なっている仮定を採用しています。
また、3号機のHPCIについては、東電はリークがあった可能性も示しています。
2)については、例えば「入域禁止」を格納容器の圧力上昇による漏洩レベルで
説明できるかどうかですが、私には判断できません。
3)は、注入用のポンプ(消防車?)の吐出力と容器内圧力とのバランス以外に
配管の損傷がなかったかどうかですが、詳しい情報がありません。
爆発が起こっちゃったので、証拠はかなり隠滅されてしまった、というのが
個人的な感想です。