11/05/23 20:02:51.20 EZ/orF0E0
>>178
まず大前提ね。
空間線量(率)は基本的にγ線のみで評価する。
TERRA は空間線量(率)を測定するために作られたものなので、標準状態(裏蓋を閉じた状態)では
γ線のみを測定するようになっている。(裏蓋が遮蔽板)
Inspector+ は表面汚染を測定するために作られたものなので、裏側のマイカ窓が開放状態になっている。
その状態ではα・β・γのすべてを測定しまう。
それでは空間線量率の正しい評価ができないので、オプションで裏側のマイカ窓を塞ぐアルミ板が用意
されている。空間線量率を測定する場合、オプションの蓋をして、α・β線がガイガー管に入らないように
して測定する。
でも、空間線量率の測定方法を知らないバカが多く、マイカ窓開放のまま測定している事例が多い。
この場合、α・β線も拾うので実際の線量率より大きな値が表示される。
バカの見分け方としては、表面汚染測定するとき線量率表示のままで測定し、Bq/cm^2 での評価をしない
ってのもある。