11/06/11 18:30:59.83 YyTlNIq30
Cs-137とCs-134は体内半減期が100日だから、累積被曝量は、摂取したBqの200倍で終わる。
そのうえ、Csと似た性質のK-40が体重50kgで3000Bq以上を出しているから、
自分の体重とか、飲料水・食べ物などから、通常時のカリウムの被曝量の何%相当になるのか、
ある程度の数値を想定することが可能なので、被害は深刻だけど、危機の可視化が出来る。
一方で、ストロンチウムは、原発近辺の最大で、米ソ仏中が大気圏内核実験をしていた時期の
20倍の濃さらしい。確かに高い値だが、原爆の汚染度に比べれば遥かに薄い濃度。
吸収率30%で、体内半減期が30年とも50年とも言われるので、セシウムのような割り切りが出来ないものの、
とても薄いから、半減期の2倍(100年! Sr-90の半減期の3倍)の累積被曝を受けても問題になるレベルでは
無さそうというのが今までのところ。
ちなみに原爆症認定基準だと、350mGy(=mSv)を超える被曝で肝臓癌が発病した場合に認定。
原爆のSr-90/Cs-137は70/100なので、今回のストロンチウムの被害は
仰るように僅かだと思われる。