11/05/22 08:35:46.18 zuT1/1rs0
基準値超のお茶、出荷停止できず 農水「飲用は薄い」VS厚労「検査必要」
産経新聞 5月21日(土)7時56分配信
今月に入り、各地で茶葉から基準を超える放射性物質が検出されている。
いずれも出荷は自粛されているが、いまだに原子力災害対策特別措置法
に基づく出荷停止措置は出ていない。どの段階で出荷停止にするか政府
の方針が定まらないからだ。食品の暫定基準値は、お茶などの加工食品
を想定しておらず、生産者側に立つ農林水産省と消費者側に立つ厚生
労働省で見解が対立、調整が難航している。(長谷川陽子)
「足柄茶」で知られる神奈川県南足柄市。今月初旬、「安全をPRする」とし
て行った検査で、生茶葉から1キロあたり550~570ベクレルの
放射性セシウムを検出した。乾燥加工した荒茶の数値はさらに高濃度
の約3千ベクレル。県は「高い数値に驚いた」と声を落とす。
荒茶は乾燥で重さが約5分の1になり、その分放射性物質が濃縮さ
れる。そのため厚労省は16日、茶の産地14都県に、生茶葉に加え
荒茶の検査も要求した。
ここで反発したのが茶の生産地だ。静岡県の川勝平太知事が「生茶
葉と飲用茶で十分」と、荒茶の検査要請に応じない姿勢を示すと、ほ
とんどの自治体が同調した。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)