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ちなみに、過去にエンリコ・フェルミ炉というアメリカの高速増殖炉で、
「はがれ落ちた耐熱板が燃料集合体の流路をふさいだために炉心溶融が発生」
という事故が起きている。
エンリコ・フェルミ炉 - Wikipedia
URLリンク(ja.wikipedia.org)
常陽の炉内で行方不明になっている6本のピンは、
「とりあえず割れてなければ沈んだまま浮いてこないし、流路をふさぐこともない」
と評価されているが、割れてない保証はない。
また、たまたまピンの落下だけで済んでいるが、他の部品などが落下していた可能性もある。
実際、炉心上部機構の制御棒整流板などが傷ついてひん曲がっている。
運転停止中に起きたこととはいえ、流路をふさいでいたらどうなっていたのだろうか・・・。
調査開始まで2ヶ月かかっているし、その間に大事故が発生していた可能性もあるかもしれない。