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原発ゼロにすると大気汚染の増加で何人ぐらい死ぬのか?/金融日記
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日本での大気汚染で死亡する人数を年間18000人として、その内の2割が火力発電所が原因だとすると、
約3600人が発電により死んでいることになります。現在の日本の電力の6割が火力で3割が原子力です。
この6割の火力が9割になり、原子力がゼロになるわけなので、3600人×3÷6で1800人になります。
つまり脱原発で死亡する日本人はだいたい年間1800人ぐらいです。
しかし電力会社は新しい火力発電所をどんどん作っているわけではなく、
老朽化して使っていなかった火力発電所をどんどん復活させることにより、電力不足をしのいでいます。
経産省も環境アセスメントの免除など、環境基準を大幅に緩めて、老朽化した火力発電所の稼働を助けています。
実際のところ、放出される大気汚染物質はこれよりかなり多くなるでしょう。ざっくりといって、
1800人から数千人ぐらいの死者が毎年出る程度ですね。
僕は、当初は万単位になると思っていたので、意外と小さい数字で胸を撫で下ろしました。
むしろ問題なのは、年間4兆円にもなる追加の化石燃料費の方でしょう。
年間数千人の人命や年間4兆円の経費とは、まさに戦争ですね。
これは「原発との戦争」のための必要不可欠の戦費です。
僕自身はこの愚かな戦争を止めようと、それなりに努力したつもりですが、残念ながら太平洋戦争と同様に、
一部の政府高官と大手新聞社の暴走を止めることはできませんでした。それにしても、この負けることが確実で、
勝っても何も得るものがない戦争をはじめた責任は、いったい誰がとってくれるのでしょうかね。とほほ。