放射線量と健康被害の統計を貼っていくスレat LIFELINE
放射線量と健康被害の統計を貼っていくスレ - 暇つぶし2ch132:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)
11/06/26 17:53:50.40 3Wiin7j90
ハザードとリスク/池田信夫
URLリンク(ikedanobuo.livedoor.biz)

青酸カリのハザードはタバコよりはるかに大きいが、それは毒物として厳重に管理されているため、摂取量はゼロに等しい。
リスク=ハザード×頻度なので、タバコのリスクは青酸カリより大きいのだ。
環境リスクを測定した著者らの調査によれば、化学物質によって失われる余命は次のようになる:

* 喫煙:数年~数十年
* 受動喫煙:120日
* ディーゼル粒子:14日
* ラドン:9.9日
* ホルムアルデヒド:4.1日
* ダイオキシン:1.3日
* カドミウム:0.87日
* 砒素:0.62日
* メチル水銀:0.12日
* DDT:0.016日

かつて公害問題で騒がれた水銀やカドミウムより、喫煙のリスクが飛び抜けて大きい。
少し前に問題になったダイオキシンも、ほぼ無視できる。
ハザードはどれもタバコより大きいが、環境中にほとんど存在しないからだ。
もちろんその量はゼロではないが、今ある量では健康に影響はないので、ゼロにする必要はない。

問題はリスクを無害なレベルに抑えることなので、ダイオキシンをゼロにするために全国のゴミ焼却炉を何兆円もかけて改造したのも、全国民が100年間食べ続けて1人ぐらいしか患者の出ないBSEのために全量検査したのも無駄である。
しかしメディアにとっては、ハザードが大きく頻度の小さいものほどニュースになりやすいので、人々は珍しいリスクを過大評価する。

原発事故の1回あたりのハザードは非常に大きいが、そのリスクは火力より小さい。
東日本大震災のような超大型の地震や津波が日本で起こることは今世紀中は考えられず、その対策も取られているからだ。
たとえ同様の事故が起こったとしても、放射線による死者は出ないだろう。
問題は損害賠償などのコストだけで、これは保険でカバーできる。
ただ、このように大きなテール・リスクを民間企業が取ることは困難なので、原発はすべて政府が買収して国営化することも一案だろう。

追記:本書は7年前の本だが、著者は原子力のリスクは過大評価され、電磁波のリスクは過小評価されているとのべている。


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