【ICRP】まじめに放射能の健康被害を検討スレ【ECRR】at LIFELINE【ICRP】まじめに放射能の健康被害を検討スレ【ECRR】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト450:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍) 11/04/24 20:45:03.85 wTmIM2220 >>442 そう、あらゆる疾患だけでなく、自殺、事故、老衰、すべて含んだ数字になりますね。 それらを区別せずに、汚染地域の死亡率の増加、汚染地域と非汚染地域で比較した死亡率の差異で論じています。 もう一日経ったから、訳者が中立から離れてもアンフェアじゃないと思うんで、自分の考え話すけど・・・ この"Chernobyl_Consequences of the Catastrophe for People and the Environment"の内容に関しては、 オレとしても話半分以下で読まざるを得ないって感じですね。 疫学的な調査ってのは恣意性が入り込み易いので、仮説を立証する方向のデータを選択的に集めていったら、ぶっちゃけどんなトンデモ主張でもできてしまう だから、ある仮説を立証したいなら、仮説を立証する方向の材料を集めるのではなく、対立仮説を反証する方向性で検証していく必要がある つまり、「これらの州は、経済的にそして民族的な条件が似通っており、汚染濃度の差が唯一の違いとなります。」を徹底的に調べる必要があるんだけど、さらっと流してしまっている 汚染地域とされる州のチェルノブイリ前の死亡率はどうだったのか?どういう変化をしていたのか?文化的に社会の変動についてどんな反応をする地域なのか?避難はどの程度行われたのか?産業は破壊されなかったのか?等など この1986年以降の年代はソ連~ロシアにとっては激動の時代だった。 チェルノブイリ原発をきっかけにしたグラスノスチからソ連解体にいたる、それはもうロシア全体の死亡率にはっきり数字が出てしまうくらいの戦争級の激動。 『疫学批評:ロシアの死亡率変動、アルコールが主因』 http://blog.livedoor.jp/ytsubono/archives/51657962.html "アルコールの生産制限のような政策や、ソ連の崩壊のような社会的変動が、人々の飲酒量を激しく変化させ、 それが死亡率の大きな変動として帰結するという話だ。生物としての人間集団の生死が、 いかに国家や政策の動向に左右されるかを示す事例といえるだろう。" この激動の中からチェルノブイリの放射能の影響を切り出すのは非常に難しいと思う。 地域による全死亡率の違いをざっくり切り出して、はいこれ放射能の影響。全世界にそのまんまリスクファクターを適用して100万人はいくらなんでも乱暴すぎると思う。 オレとしては、「こりゃー、この内容そのまんまは受け取れないなあ・・・」っていうのが感想でした。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch