11/04/16 17:32:26.73 ctUaSZiA0
一応こっちにも一部転載
ECRRから見たICRPモデルの特徴
・冷戦時代の古いモデル。内部被曝を軽視している。
・功利主義。全体の利益に基づいた結論ありきのモデル。
URLリンク(www.rri.kyoto-u.ac.jp)
KURRIから見たECRRモデルの特徴
・科学的厳密さに欠ける。相関関係データは沢山あるが因果関係を証明していない。
・安易に乗っかると、なんでもかんでも「よく分からない内部被曝が原因」となってしまう。
URLリンク(www.rri.kyoto-u.ac.jp)
ECRR:
欧州放射線リスク委員会。放射性物質の危険性を最も重大に(過大に?)評価。
欧州議会の中の環境保護系会派が、ICRPを批判するために独自に設置した調査グループ。
ICRP:
国際放射線防護委員会。IAEA(国際原子力機関)傘下のグループ。
KURRI:
京都大学原子炉実験所。不遇に耐え反原発の立場で原子力を研究してきた学術グループ。
NCRP:
米国放射線防護測定審議会。米国議会から公認された非営利法人団体。
BEIR:
電離放射線の生物学的影響に関する米国科学アカデミー委員会。
ICRPやUNSCEARに大きな影響を与えてきた。
BEIR-7(2005)では、低線量放射線被ばくによる発がんなどのリスクについて
「放射線被ばくには、これ以下なら安全」と言える量はないとの見解を示し注目されている。
NRPB:
英国・国立放射線防護委員会。英保健省管轄下の独立機関。IAEA、ICRP、 ICNIRPの委員。
UNSCEAR:
原子放射線の影響に関する国連科学委員会。1950年初頭に頻繁に行われた核実験による
影響を世界的に調査するため国連に設置され た原子放射線の影響に関する科学委員会。
ICRPやその他、世界の関係者が拠り所とする重要な基礎データを提供。
BEIRが気になるな。