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【新モデルだと】ECRR2010放射線リスクモデル【アウト】 - 暇つぶし2ch35:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)
11/04/04 03:32:09.64 3NWxEEM70
低濃度でも肺ガンリスク  ラドン濃度規制へ  2006年5月16日朝日新聞夕刊より
URLリンク(plaza.rakuten.co.jp)

ラドンの問題は当初、ウラン鉱山労働者の肺ガン研究で浮上した。
欧州では90年代の国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告を基に、
屋内の大気1立方メートルに含まれるラドン放射線量として
200~400ベクレルを対策基準値に決めている国が多い。
米国は148ベクレルだ。

日本は基準値を設定していない。風通しのいい木造家屋では、
石やコンクリートの家屋に比べ屋内にとどまるラドンが少ないからだ。
政府の調査でも、940家屋で平均15.5ベクレルと欧州より低濃度だった。


スウェーデン 108
フランス 90
アイルランド 90
ドイツ 50
米国 48
カナダ 28
英国 20
日本 15.5

しかし、最近、肺ガンリスクは低濃度でもそれなりに増えるらしいと分かってきた。
13の研究をまとめた総合解析では、100ベクレル上がるとリスクが8~16%増えると推定された。

こうした状況を受け、WHOは指針作りに着手。ジュネーブで3月に開かれた
ラドンプロジェクトの会合には23ヶ国から専門家60人余りが集まった。

日本から参加した放射線医学総合研究所の米原英典チームリーダーによると
100ベクレルを対策基準に推す意見が目立ったという。

放射線防護の専門家でつくる日本保健物理学会は昨年11月、
日本も対策基準を設定するよう提言した。
提言をまとめた飯田孝夫・名古屋大教授は
「基準値の設定だけでは社会混乱を招く。政府全体での取り組みが必要だ」と指摘する。

ラドンと聞いて多くの日本人が思い浮かべるのはラドン温泉だ。
日本温泉気候物理学会は3月、ラドン温泉について実態調査と人体影響に関する文献調査をまとめた。
WHOの動きをにらみ、環境省が委託した。

地下水にラドンガスが溶け込んでできるラドン温泉は「体に良い」と言われてきたが、
科学的根拠ははっきりしない。

今回の調査で、国内の代表的なラドン温泉の建屋内の測定ベクレルの測定値は、15~980ベクレルだった。
1年間毎日2時間利用すると仮定すると年間被曝料は平均、一般人の限度である1ミリシーベルト以下だった。

ラドン
地中の放射性ウランが放射線を出して変化する過程でできる。
無色無臭で化学反応しない放射性のガス。
気体なので大気中に出やすい。
半減期3.8日でボロニウムに変わり、さらにビスマスや鉛へ移り変わる。
これらは放射線を出す固体で、ちりにくっついて気管支や肺に沈着し、肺ガンを引き起こすと考えられている。

国連科学委員会の00年版報告書によると、
自然界からの被曝線量は世界平均で年間2.4ミリシーベルト。
その半分はラドンが原因とされる。


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