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ヨウ素やセシウムなど神奈川で放射性物質を2日連続検出/神奈川
神奈川新聞2011年3月17日
県衛生研究所(茅ケ崎市)は17日、初日に続き行われた2日目の大気分析でも、
大気中から微量の放射性物質が検出されたことを明らかにした。
検出されたのは、ヨウ素131とセシウム134、セシウム137の3種類。
初日との比較で数値は11~28倍に跳ね上がったが、健康被害の恐れはないという。
同研究所によると、調査は15日午前9時からの24時間で実施。
1立方メートル当たりヨウ素131が40ベクレル、
セシウム134が11ベクレル、セシウム137が10ベクレル、検出された。
それぞれ前日の24時間調査と比較し、約11倍、約28倍、約23倍の数値だった。
施設周辺の放射線量も15日午後0から2時ごろにかけて、
福島の原発事故後最大値の0・182マイクロシーベルトを観測。
ただ、人体に影響を及ぼすレベルではなく、同研究所は
「通常の生活にまったく支障はない」している。