福島第一・二原発事故 技術的考察スレ3.5at LIFELINE
福島第一・二原発事故 技術的考察スレ3.5 - 暇つぶし2ch473:前スレ593(その5)(愛知県)
11/03/14 20:07:52.21 uxGFvu9D0
■核反応の基礎

ウラン燃料は核分裂によって熱を生成します。大きなウラン原子はより小さい原子に
分割されます。 そのとき熱に加えて中性子(原子を構成する素粒子粒子のひとつ)
が生成されます。中性子が別のウラン原子に当たり、ウランが分割し、さらに中性子
を生成する、これが核連鎖反応と呼ばれるものです。

今、もし隣り合う燃料棒をひとつに固めたら、オーバーヒートが起こり45分後に
燃料棒は融解します。原子炉の中の核燃料は絶対に核爆弾のような爆発を*決して
起こさない*ことに言及しておくのは意義があることでしょう。実際のところ、
核爆弾を作製することは非常に困難です(イランに訊いてみなさい)。

チェルノブイリでは、過度の圧力上昇、水素爆発、すべての格納容器の破裂によって
爆発が引き起こされ、溶融した炉心物質が環境中に放出されました(「汚い爆弾」)。
なぜそれが日本で起こらなかったか、これからも起こりえないのか、さらに読めば
分かります。

核分裂連鎖反応を制御するために、原子炉のオペレーターは、いわゆる「制御棒」を
使用します。 制御棒は中性子を吸収し、瞬時に連鎖反応を止めます。原子炉は、正常
に動作するときは、すべての制御棒を外に出しておくように構築されています。
冷却水は炉心が熱を作るのと同じ速度で熱を奪い、それを蒸気さらに電気に変換します。
250℃で通常動作しているとき、操作には十分な余裕があります。



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