11/09/29 20:10:38.78
剛「慎吾入るよ」
返事を待たずに剛は楽屋のドアを開けた
ソファーにぼうっと座る慎吾がいた
一点を見つめたままの姿に気味悪ささえ感じたが
気にしてない風を装い剛はわざととぼけた声を出した
剛「久しぶりにさー慎吾と飯でも食べたいと思ってさ」
そう切り出しても慎吾は身じろぎもしなかった
そっと慎吾の横に座る
そして顔を覗き込んだ
剛「慎吾…慎吾…」
手を目の前で左右に振る
ようやく慎吾が剛を見た
慎吾「つよぽん」
剛「うん」
慎吾「何してんの」
剛「だから一緒に飯でも食おうって言ってるだろアハハ」
うつろな瞳の慎吾に剛はにっこり微笑んでみせた
剛「慎吾の家に行こうそうしよう」
勝手にそう決めてマネージャーに告げに行く
慎吾はまだぼうっとした頭で剛の微笑んだ顔を反芻していた