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乳幼児期の集団予防接種で、注射器の使い回しによりＢ型肝炎ウイルスに感染したとして、
患者らが国を相手に争っている集団訴訟で、広島訴訟の原告ら約２０人が８日、
広島市中区の本通商店街でチラシ約６００枚を配り、早期の全面解決を訴えた。
岡山市中区の宮長浩之さん（４３）は、少しでも関心を持ってほしいと、
訴訟のテーマカラー・オレンジ色の帽子やダウンジャケットを着込んで参加した。
慢性肝炎を患い、２００９年６月に提訴。その夏、症状が悪化し、仕事が続けられなくなった。
街頭では「長い間、医療費や差別、偏見で苦しめられてきた。国は被害を小さく見積もろうとする。
キャリア（症状が出ていない持続感染者）の切り捨ては許されない。きちんと原因を説明し、
謝罪してほしい」と通行人に訴えかけた。（小俣勇貴）
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