11/11/29 15:58:40.29 XwE4sfMO0
プエルトリコの地元テレビのインタビューを受けた。
「日本のファンのワールド・ベースボール・クラシックへの反応は?」
韓国戦など高い視聴率を取ったようです。
ところでプエルトリコの野球熱は……
リポーターのマイラ・オルタさんに逆取材すると「それがねえ」。
え、ヤンキースで四番を張っていたウイリアムズら、
そうそうたるメンバーが凱旋して、活躍しているのに?
よく聞くと、ご多分に漏れず、の事情がわかってきた。
問題は子供たちの野球離れ。
「今はみんなバスケットボール。野球との人気が逆転したのはこの5年ぐらいかしらね」
とサンファン・スター紙のガブリエル・パエス記者。
「今の子供は2,3人でも遊べる“ストリート系”が好きなのね。
ケーブルテレビでNBAがいつでも見られるようになったのも影響してるわ」(オルタさん)
野球は「空き地の文化」。
ちょっと開けたところがあれば昔の子供は野球をしたが、今はストリート。
空間の問題だけでなく、ストリート系は何かとスピーディーで、ノリが違うのだそうだ。
時代は空地からストリートへ。
野球のまったり感が理解されなくなりつつあるのはいずこも同じか。
今大会、投球数制限で投手交代が頻繁なこともあって試合は長引き、
十三日のドミニカ共和国―キューバ戦は3時間48分。
子供がじっと座ってみていられる時間ではなく、野球の国際化をアピールするという今大会が
退屈なスポーツという印象を植え付けかねない。
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