11/10/16 11:38:41.18 MGMkNWDe0
中日、万全期して16日こそ落合舞い
(セ・リーグ、巨人4-1中日、23回戦、巨人11勝10敗2分、15日、東京ドーム)
デーゲームでヤクルトが横浜に勝利した。他力Vはならなかったが、勝つか引き
分けならば優勝。そんな絶好の舞台でつまずいた。12日に点灯した優勝マジック
が初めて減ることがなかった。それでも「足踏み」と問われた落合監督は泰然自若
だった。
「へぇ~、そういう見方をするんだ。いつもと違う動きをしているわけでもないし動き
が悪いわけでもない。慌てないこと。慌てることはない」
報道陣36人を引き連れて歩く表情に柔和さが消えることはなかった。ヤクルトが
試合のない、16日の第3戦で勝って決めればいいわけだ。
巨人先発・ゴンザレスにやられた。六回一死から大島が三遊間を破るまではパー
フェクトに抑えられた。左のエース・チェンも四回にラミレスに左翼席へ、五回には
高橋由に右翼席へと運ばれて、力尽きた。九回一死で、この日出場選手登録され
た佐伯が久保から意地の一発を放ったものの、ジ・エンド。9月6日の巨人戦(ナゴ
ヤドーム)以来の連敗。8月5、6、7日の横浜戦(ナゴヤドーム)以来20カードぶり
の負け越しとなった。
雨天中止の関係で強いられている13連戦の12戦目だった。指揮官は「疲れ?
そりゃ、誰でもあるよ。ないのがおかしい。トータルでしか考えていないよ」と、ここ
でも余裕の構えだ。
16日の先発予定は山井。2007年の日本シリーズ第5戦(対日本ハム、ナゴヤド
ーム)では完全試合を目前にして降板を命じた右腕だ。大一番での強心臓は知っ
ている。浅尾も小林正も3日連続で休ませた。Vへのシナリオは描かれている。
「多少ホッとしていることもあるんだろ。これでシャキッとするよ」
都内の祝勝会場で用意されていたビールやジュースは再び冷蔵庫へと戻された。
16日こそ舞ってみせる。2006年と同じ舞台、東京ドームで落合監督が胴上げさ
れる。
(阿部祐亮)
URLリンク(www.sanspo.com)