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〈ブランド論〉
みなさんは、「ひきたての珈琲」と聞いた時に、実際にひいてから何秒後に
ドリップしてるのかというspecを思い浮かべるだろうか。多くの人は、
そんなことより「香ばしい」とか「美味しそう」とかいうイメージをもつ
のではないだろうか。ブランディングとは、そのような感覚的、あるいは
機能的な印象を蓄積させる作業である。
ここに見事なブランディングをし続けている人がいるので、取り上げたい。
飛燕と名のる人である。およそ野球ファンとは思えない特定選手への中傷を
長期間続けてきた結果、おおよそ次のようなブランドが形成されている。
自演を重ねる
ひとりよがり
短気
低IQ
さみしがりや
自意識過剰
容姿に劣等感を抱いている
無職独身
etc
本当に自演を重ねているのか、本当に無職独身なのか、それらのspecの真偽は
解らない。というか関係ない。要は確実にそれらのよからぬ印象が多くの人の
心象として築き上げられてしまっているということである。
それを「ネガティブブランディング」、あるいは「負の認知」という。
本人には可哀想だが、自業自得とはいえ図にのった結果がこれである。
逃れられないイメージが確実に大衆に植えつけられてしまった。
ブランディングとは、かくも力強くまた怖いものである。